2010.08.01
カテゴリ：バンフの旧ブログ
不屈の精神で、カナナスキスのIndefatigable=あきらめない山に登ってきました
JUGEMテーマ：カナディアンロッキー
Indefatigable=不屈の、根気強い、疲れを知らない・・・
こんな名前のついた山が、
カナディアンロッキーの入口、カナナスキスにあります。
今日は、ツアーはお休み。
お天気も上々の夏真っ盛り。
現在、グリズリーベア（灰色熊）、ブラックベア（黒熊）ともに、
とても活発なシーズンなので、熊の注意は怠らず、行って参りました。
最新版の GEM TREKの地図では、熊を保護するエリアのため、
トレイルの詳細が地図に記載されていません。
それと同時に、登山口のカナナスキスレイクスにも
トレイルの表示がありません。
ちょっとドキドキしながらもガイドブックを頼りに、歩き始めてみました。
アッパーカナナスキスレイクとロウアーカナナスキスレイクの間の
半島状になったダムから歩き始めます。
ガイドブックによれば、ロッジポールパインに囲まれた
スリーアイルトレイルを500mほど進んで山の方に分岐するとのこと。
どこにも分岐が見当たりません。
そのうち、アッパーカナナスキスレイクの湖畔に出ました。
ここはここで、眺めがいいのですが、これはルートの間違い。
もう一度振り出しに戻って・・・
ダムを渡りきったすぐのところに入口がありました。
しょっぱなからかなりの急登。
不屈の精神でがんばること30分。
ベンチ状の岩棚に出ました。
たった30分のがんばりで、この景色！
素晴らしい！！
アッパーカナナスキスレイクの奥には、小さめの氷河と滝が見えます。
湖の色は、まるで珊瑚礁の海のよう。
ここで、さっそくのランチブレイク。
これが楽しみで歩いているようなものです。
さて、さらに先へと上ります。
右手にロウアーカナナスキスレイク、
左手にマウント・インディファーティガブルのピークを、
後ろに先ほどからの絶景を見ながら登ることしばし。
南向き斜面なので、背中に陽射しを浴びながらの登りです。
暑さにへばりだしたころ、
トレイルは左に曲がり、ようやくメドウへと続く森林帯に入ります。
そして、出ました。
亜高山地帯のメドウ＝お花畑です。
今の時期は、ヘリオトロープ（オミナエシ科カノコソウ）と、
アネモネ（キンポウゲ科イチリンソウ）のお花が終わって、
モリゾーorキッコロ（覚えてますか？愛知博のキャラクター）状態になった綿毛が一面に！
蚊とアブが多いのが難点でしたが、このメドウの突き当たりの湖まで歩き、引き返してきました。
盛夏のハイキングの締めくくりは、帰りの道路わきに姿をあらわしたムース！！
湿地帯に肩までつかり、何かを一心不乱に食べていました。
ムース（ヘラジカ）って、珍しいんですよ！そうそう見るものではありません。
盛りだくさんのカナディアンロッキーハイキングでした。
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